ICMC 20回記念事業の頃

外にも広がる マンドリン 友情の和

昭和48年からは、外部との交流が盛んになりました。
ICMC出身者が各地でリーダー的活躍をするようになり、互いの糸を撚り寄せていったのです。安田英雄氏の所属する東洋工業MCとの合同演奏会、和久本忠史氏の活躍していた岡山GMC、藤本匡考氏が始めたコムラードME(東京)、新井義悠氏の肝いりもあって実現した京都特別演奏会・・・等々。それらの練習も含めると年中無休のスケジュールとなり、時間的、財政的、肉体的にもよくやって来たものだと戦慄さえ覚えます。
 数年の間の活動と成長は目を見張るものがありましたので、歪みが現れクラブの運営にも色々と障害が起こり、深刻な顔で集まった事も幾度かありましたが、お互いに理解と友情でなんとか乗り切って来ました。
(三浦孔司氏の文面引用)


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岩国市文化協会文化功労賞を受賞
個人的には、昭和49年、第4回日本マンドリン独奏コンクールに於いて新井義悠氏が、続く昭和51年の第5回日本マンドリン独奏コンクールに於いては田村隆司氏がそれぞれ第一位を獲得し、私たちに大きな誇りと、希望をもたらしてくれました。
そして、創設以来19年間一度も休むことなく定演を続け、多数の愛好者を育成した事が市文化協会から認められ、昭和51年11月3日文化功労賞を受賞するに至りました。
(三浦孔司氏の文面引用)

昭和52年「岩国プレクトラム30年史」を発行

編集に当たってはこれをただ単に懐かしみを綴った記念誌に終わらせるのではなく、
@一連の記念事業の最終を飾るに相応しい内容をもち合わせること。
A「岩高PE30回」「岩国市民MC20回」「熊谷幹雄先生没後10年」この3者の偶然にも浅からぬ関係を浮き彫りにしていくこと。
B今日までの歴史を集大成し今後の活動に少しでも役に立つ資料に仕上げること。
これらの編集方針のもと藤本匡孝氏はじめ一同、熱い気持ちで取り組みました。
 編集委員会を立ち上げ、2年数ヶ月の歳月を費やしてまとめ上げた「岩国プレクトラム30年史」は、岩高PEのメモリアルデーに合わせ12月24日、いよいよ発刊の運びとなりました。


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